本日(2022年2月3日)、Logicoolの新しいマウス「Signature M650」が一斉発売されました。海外ではLogitechブランドで先行発売されていたことから、日本でも近い時期に売り出されるだろうとのことで、ジッと買い替えを控えて待っていました。
価格は4,290円です。ポイント還元分を実質値引きと表現しても良いのなら淀が3,861円で予約解禁当初は一番安かったです。自分は予約販売が一斉解禁された1月20日に予約し、発売開始当日の本日入手できました。
M650には標準サイズのMとやや大きめのLがあります。Logicoolによると手のひらの下端(手首と手のひらの堺)から中指の先端までが19cm以下の場合はM、19cm以上の場合はLがオススメだそうです。自分はMサイズを買いました。
カラーはグラファイト(黒)、オフホワイト(白)、ローズ(ピンク)の三色展開です(2022年11月からM750とM550発売に併せてレッドとブルーが加わりました)。カラー展開は上位クラスのMX ANYWHERE 3と同じになっています(白だけは呼称がオフホワイトではなくペールグレー)。
M650にはLogiBoltという新しいUSBドングルが付属します。裏蓋を開けると電池とLogiBoltが収納されています。従来のUnifyingレシーバーでは使用できません。LogiBolt付きで3,900円程度ですので、マウス単体では3,000円程度でしょうか。2022年11月からはM750という上位機種とM550という下位機種も発売されていることを考えると、M750がミドルレンジの梅、このM650はエントリーレンジの松、M550はエントリーレンジの竹といった位置付けでしょうか。
これまで使用してきたM546と比較すると、先端がラウンドなぶん全長はやや長いです。幅も若干広いですが底面ちょい上のエラが張っているせいなので、持ち手幅には実質の違いはありません。高さもほぼ同じくらいです。
自分のPCはモダンスタンバイなのでBluetooth接続でもマウスからスリープを起こせるのですが、ごくたまにBIOS画面を触ることがあるのでLogiBolt接続を選択しました。付属のLogiBoltをPC側のUSB-Aに差し、M650の電源スイッチを入れるだけで使用できます(ちなみに自分の環境ではUSB 3 Gen1との相性の悪さはLogiBoltでも変わってないです)。
また、Logicool OptionsというLogicoolデバイス管理ソフトウェアにも注意が必要です。まず現在のLogicool OptionsではLogi-Bolt接続のデバイスを管理できません。M650を管理するにはOptions Plusが必要とのことです。
で、いつの間にかインストールされちったLogi-Boltソフトウェアを起動してみると、M650は接続されていますが、特に何かを操作できる訳でもありません(…を押してもLogi Bolt自体の設定しかできません)。
という訳で、この状態だとM650の各ボタンにファンクションをアサインすることができません。必要な場合はOptions Plusをインストールすることになりますが、本日時点でOptions Plusはベータ版しか提供されていません。自分はサイドボタンをほとんど使わないのでファンクションアサインが出来なくても問題ありません。ベータが外れるまでOptions Plusの導入はのんびり待ちます。ちなみにサイドボタンはデフォルトでバーチャルチルト(サイドボタンを押してホイールを回すと横スクロールになる)ができるようになっています。
さて、少し使用した感じですが
- 持ちやすいは持ちやすい
- クリック音がしない訳じゃない(むしろする)けど音は小さい
- クリック感が浅い(思った深さより早めに底を打って反発する感じ)
- ホイールチルトが無いのでホイールにカチャカチャ感がない
- ホイールの露出がM546より浅くて指がボディをこすりやすい
- 従来の高速ホイールよりラッチ感はかなり強い
- でもコチコチホイールと違って慣性回転はする
- 底面を浮かすとなぜか底面のBluetoothランプが5秒くらい点灯する
といった感じです。長期耐用や電池持ちについてはこれから見ていかなければなりません、が概ね慣れによる解決ができそうな感じで自分の場合は大きな問題を感じませんでした。ホイールチルトが無いとダメな人には合わないかなと思います。
(2023年1月9日追記 - 11カ月と1週間で付属電池は残り5%となり赤いLED点滅表示になりました)
ユースケースによりますがアルカリ電池は約1年くらい持つということで、ここからエネループ運用ならどれくらい持つのかやってみます。まず満充電したエネループ(Panasonic 通常タイプ)に電池を替えた状態は80%と判定されました。エネループは乾電池より最高電圧が低いため、やや残量が少ないと判断されるようです。
ではここから更に観察を続けますね~
2023年1月9日基点:エネループ電池は80%と表示されています
2023年2月8日追記:エネループ電池は一か月経過で残60%と表示されています
2023年3月5日追記:エネループ電池は二か月経過で残50%と表示されています
2023年4月2日追記:エネループ電池は三か月経過で残50%と表示されています
2023年5月4日追記:エネループ電池は四か月経過で残50%と表示されています
2023年6月9日追記:エネループ電池は五か月経過で残30%と表示されています
2023年7月21日追記:エネループ電池は六か月半経過で残30%と表示されています
2023年8月5日追記:エネループ電池は七か月経過で残30%と表示されています
2023年9月8日追記:エネループ電池は八か月で残量ゼロとなりました
やはりエネループ電池は若干寿命が短かったですね~
電池検証は以上です。この結果は昼リモートワーク、夜Youtube動画鑑賞で約15時間/日くらいのユースケースです。
2024/2/17追記:
使用期間が2年を過ぎ、左クリックが「コック」から「コッピンッ」になってきました。押し込みが「コッ」、戻りがバネの響くような「ピンッ」という音になってます(擬音センスが・・)。左クリックだけ普通のマウスの古いやつみたいな感じです。
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